7月19日から3日間に渡って、南房総市白浜町野島崎灯台前広場で開催された、南房総白浜海女まつり&まるグル14in南房総白浜に参加しました。
苦戦を続ける地元の観光産業に、何か貢献出来ることは 無いかとの思いからスタートしたこの取組みは、昨年10月頃より、地元の歴史を学ぶ事から始まりました。
南房房総と言えば、館山市にある館山城を舞台とした、南総里見八犬伝に登場する「里見氏」が有名です。しかし、いろいろ調べてみますと、里見氏が安房の地に上陸する前には、丸氏・安西氏・東條氏・神余(金丸)氏などの有力な地元豪族が統治していた地域で、西暦1180年(治承4年)には、平家との戦に破れた、あの「源頼朝」が鋸南町に海路上陸し、陸路南房総白浜町を通って地元豪族らを従え、平家を圧する大兵力を得て、再び富士川(現静岡県)の合戦に挑んだそうです。
南房総に頼朝伝説があったなんて、これは大きな歴史観光資産です。
しかも、社内にはこの豪族と同じ姓を受け継ぐ社員が多数・・!!
身近に、源平の時代を生き抜いた武将達の末裔が社内に!?
因みに、弊社の社長も「丸」の姓!!
なんと、朝夷(あさい)の豪族 「丸 五郎信俊」 の子孫である事が、地元に残る古い資料から判明したのです。
これは、史実に基いた戦国イベントで地元を盛り上げるしかない!!
と言う事で、いよいよ弊社企画部の出番となりました。(その2に続く・・)
前回、石巻市牡鹿町でのワカメ漁をご紹介しました。
収穫されたトミジさんの金華山ワカメ。DJ KOUSAKUさんをはじめ、AーTRUCKの守屋さんが千葉まで運び、翌日には千葉県内にあるスーパーせんどうさんのご協力で、3000食分が販売されました。
右の写真は、幕張にあるbayfmのスタジオでのカットです。
早朝6時にスタジオに集合した「負けんなプロジェクト」のメンバーは、番組終了と共に大漁旗で作ったハッピを着て、トミジさんと共にワカメの販売に向かいました。
この写真を撮影しながらフト思いました。この人達を動かしている原動力は、それぞれが持っている「夢の実現」。未来にしっかりと夢を持っている人たち。だから、あんなに頑張れるんだと思います。
そして着実に夢を明確にし、しかも実現している。日の出ずる国日本!! 久しぶりに、未来が明るく見えました。
先月、宮城県石巻市牡鹿町鮎川浜で、ワカメ収穫のお手伝いをしてきました。三陸沖のワカメは「金華山ワカメ」として有名です。
昨年11月中旬、社長以下数名でワカメの種付けをお手伝いした当時1センチ余りの種ワカメが、既に4メートルにも成長していました!!
早朝、寒風厳しい三陸の海へ、ワカメ漁用の船に乗り込み、養殖場へ向かいます。4メートルにも成長したワカメを船上に引き上げるのは、かなりの重労働です。「腰が痛い・・・」。船長のサイトウ トミジさんは、船に乗ったトタンに元気一杯!! さすがプロの漁師さんです。
アスカ社員も地元の方々に混じって作業従事。「オッ まるで本職だなぁ!!」と、漁師さんから熱いラブコールを頂戴しました。
今年から、やっとワカメ漁を再開する方が増え、人手不足気味の鮎川浜に、少しづつ活気が戻りはじめました。
東日本大震災から2年が経過しました。あの日から2年・・。
「2011年3月11日14時46分18秒」
私達日本人にとって、忘れられない、忘れてはいけない日です。
昨年、若き店長からの提案で始まった、被災地に向けてのアスカ全社員による黙祷。今年も、全ての社員が、この震災で犠牲となられた人々を思い、黙祷を捧げました。
今年9月17日の月曜日。幕張メッセにおいて、「エコメッセ2012 in ちば」が開催され、NPO法人まるゴミJAPANの代表理事 DJ KOUSAKUさんからのお声掛けで、被災地活動写真展を行いました。
会場はあまりにも広大!使わせて頂けるスペースも、どうにもナラナイほど広くて、これまでの展示方法では、そのスペースを埋める事が出来ません。当日の担当者全員で知恵を絞ります!
実際に使う部材をアレコレ時間をかけてイジクリ回し、これまでよりも機能・耐久性に富み、移動の手間もかからず、しかも見栄えの良い展示方法を考案! やはり困った時には、皆で知恵を出し合うのが最善の方法です。部材がコンパクトになった分、設営も簡単!搬送用の車も少なくて済みました。
アスカが総力を挙げて(?)設置した写真展がコレです!!
今回は、搬送車にも余裕が出来たので、大型モニターや、実際に被災地支援活動で使ったオフロードバイク3台と装備品等も展示しました。被災直後の現地の状況から現在(今年9月時点)まで、支援活動を通じて撮影した写真を120点展示し、来場された多くの方々に、「ボランティアの目から見た被災地の状況」を見て頂きました。
残暑厳しく、猛烈な暑さの中でのイベントでしたが、KOUSAKUさんをはじめ、まるゴミJAPANの皆様には大変お世話になり、良い写真展ができました。
今回の支援活動には、何とbayfmで放送中の東日本大震災復興支援番組、「DJ KOUSAKUのHEART LUCK」のパーソナリティー、DJ KOUSAKUさんが参加して下さいました。
KOUSAKUさんも、震災直後から十三浜の直ぐ近くで支援活動をされていたそうで、あの状況の中で、きっと何度もすれ違っていたのかも知れません。
それにしてもKOUSAKUさん、イイ体格です!! 一緒に薪割りに参加して頂きましたが、もの凄くパワフル!!野球部で鍛えたという体は、プロレスラー並みの筋肉です。その体力とパワーで、黙々と薪割り作業をこなしていました。
2日目の朝。作業開始前に、佐々木力さんが現地の被災状況を説明してくださいました。
淡々と話す佐々木さん。「彼の言葉には、重過ぎる悲しみが隠れていたね」帰社後、社長がポツリと漏らした一言もまた、とてもとても重い言葉でした。
この地域には、28世帯の家族が住んでいたそうです。津波で流され、残ったのは佐々木さんの家だけ。
家と言っても、母屋は流され、鉄骨倉庫がかろうじて残り、屋根のはるか上まで浸水したその倉庫の2階が、佐々木さんの住居です。建物のいたる所に、災害の爪痕が、今も生々しく残っています。
寒さを心配する私達に、「最近窓ガラスが入りましたからね~ 今年の冬は暖かですよ!」と明るく応える佐々木さん。前向きな人の強さを改めて感じました。
8月末の早朝のこと。千葉(鴨川)を発し、被災地支援活動の為に宮城に向かいました。館山道からアクアラインを経て、首都高から東北道のルート。目に入る景色は、いつもの町、いつもの渋滞。このルートを通って、宮城県石巻の被災地に行くのが何度目になるのか。もう数えることが出来ません。震災から1年5ヶ月(当時)が経過し、東北自動車道を走る車の中に、自衛隊の車は見られなくなりました。
約7時間半の道程を経て、目的地に到着です。
宮城県石巻市北上町十三浜。私にとっては第2の故郷の様に感じます。今年の春、アスカの社員が種まきを手伝ったひまわりが元気に咲いています。塩害の影響で生育が危ぶまれたひまわり。少々小ぶりながら、海に向かって凛と咲いています。まるで「どうだ!!」と言わんばかり。
今回の活動には、社長以下8名が参加しました。
未だ、そこいら中に転がる瓦礫を片付け、津波を被って立ち枯れしている危険な樹木を伐採します。
自然の強烈な力を感じながら、無数に立ち枯れている樹木を、エンジンチェーンソーを使って切り倒して行きます。切り倒した樹木は更に細かく切断し、薪として使います。今でも薪ストーブ以外の暖房設備が無い、佐々木さん宅。薪は大切な燃料です。
それにしても、寒さの厳しい東北の冬を乗り切るには、膨大な量の薪が必要です。佐々木さん宅では、暖をとるにも、風呂(露天ですが)を沸かすにも薪が必要です。昨年はGW過ぎまで寒さが続いていました。震災から2回目の冬を前に、被災地では冬を越す為の準備が始まっていました。
猛烈な残暑に見舞われている日本。千葉でも連日の酷暑で、外に出るのが辛く感じます。抜ける様な空の青は例年より色濃く、真っ白な入道雲が夏らしさを強調しています。
そんな房総の空に、少しだけ注意深く目を向けてみると・・。
田植えを終えた鴨川の夕焼けです。
紫がかった雲の色と、縦横に走る雲が「大きな皿」の様に見えませんか?
R128号線を南下中、館山で撮影した写真です。
車の助手席からの撮影なので、少々構図が怪しいのですが、見事な夕焼けでした。
うわー キノコ雲だぁ!
鴨川駅方向から東の空に浮かぶマッチョな雲です。写真では分かり難いのですが、おおまかにキノコと言うより「エリンギ」そのものの形で浮かぶ大きな雲でした。
何とも幻想的な空です。
打ち寄せる波の様な白雲と青空のコントラストは、まるで海を見ている様に感じました。
こちらも夕方の鴨川上空に現れた不思議雲。
扇状に広がったオレンジ色の雲は、巨大な蓮の葉を裏側から見ている様です。
日頃、なに気なく見ている空。目を凝らすと、何と変化に富んでいることか。
空を見る度、母の「空は大きな絵のようでしょう?」と言う言葉を思い出します。
空と自分との間には、何の隔たりもありません。空を見つめ、その美しさに接している時って、何故か子供の頃の自分ではありませんか?
先日、bayfmの人気パーソナリティー、DJ KOUSAKUさんがお越しになりました。
毎週土曜日午前6時30分から、約1時間20分に渡って放送される、東日本大震災復興支援番組「DJ KOUSAKUのHEARTLUCK」では、震災から1年5ヶ月を経過した今もなお、積極的に被災地支援を行っているKOUSAKUさんのパワフルな活動を中心に、様々な支援活動を紹介している番組。
恐らく、国内で唯一震災特集番組としてレギュラー放送されている番組ではないでしょうか。
時間も経過し、震災被害に対しては終息感を感じます。
しかし、被災地では・・・
KOUSAKUさんのお話しからも、被災地は未だにとても厳しい状況にあることが分かります。
アスカでは引き続き、被災地支援を積極的に継続して行きます。
自然界の偶然は面白い。
いつもの様に出勤した本社総務課のIさんが、そんな偶然に遭遇しました。
毎朝の掃除の時間。
本社玄関周辺の掃除を担当していたIさん。
入口ドア丁寧に磨き上げ、郵便ポストを拭き始めた時遭遇したのが下の写真です。
カエルが3匹、見事に正座して I さんの作業を眺めています。
左から大中小の順で並んでいました。
この光景、どうしても父・母・子に見えてしまいます。
カップクの良い父さんカエルの隣には、礼儀正しく優しそうな母さんカエル。反抗期なのか、コッソリ列を乱する息子カエル。
小さな物語が聞こえてきそうな光景に、何人かの社員が集まり、それぞれの解釈・それぞれのストーリーを描きながら、1日の始まりを笑顔で迎えることが出来ました。